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「オーストラリア」を観てきました [映画]

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「オーストラリア」を観てきました。

「ロミオ&ジュリエット」、「ムーラン・ルージュ」で有名な「バズ・ラーマン」監督の作品で、監督を初め、多くの俳優もオーストラリア出身者でかためられた映画です。
オーストラリアの広大な景観とアボリジニの独特の文化や人種差別、第二次世界大戦に伴う軍による食料調達の競争を背景に、「ニコール・キッドマン」演じる「レディ・サラ・アシュレイ」と「ヒュー・ジャックマン」演じる「ドローヴァー」が惹かれ合っていくお話です。
ちなみに衣装デザインの「キャサリン・マーティン」は監督の奥さんです。

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「ヒュー・ジャックマン」演じる「ドローヴァー」です。ヒュー・ジャックマンは「X-MEN」の「ウルヴァリン」役が有名ですね。
ドローヴァーは人種差別を嫌悪しているため、アボリジニの言葉、文化に通じていて、一番の相棒もアボリジニです。ただそのせいか、貴族や人種差別をする多くの人々にはバカにされている一面もあります。
牛追いとしての実力はあるが素直に認められていないという感じです。
サラと出会い、牛追い以外の人生を捨てているようなドローヴァーは変わっていきます。
でも冒頭では人種差別の事で酒場でけんかして、サラの下着の入ったカバンをぶちまけてしまいサラを呆れさせます。
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サラの夫の農場「ファラウェイ・ダウンズ」に向かうところです。サラの凄い格好、さすが貴族。この後カンガルーを見て感動するサラに起こる悲劇には私もびっくりしました。
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セクシーと言われるヒュー・ジャックマンの本領発揮のシーンです。彼はタフで信念を通すが、優しいという役がよく似合います。

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「ニコール・キッドマン」演じる「レディ・サラ・アシュレイ」です。相変わらず美しいニコール・キッドマンです。「トム・クルーズ」と結婚していた時は、トム・クルーズが来日すると横で可愛い服装で一緒にいる姿を見る程度だったんですが、離婚してからは様々な作品に出演して「アカデミー主演女優賞」や「ゴールデングローブ賞」もらうなどキャリアをつけてますね。
イングランド貴族のサラは、1年も帰ってこない夫と話すためオーストラリアへ来ますが、再開したのは何者かに槍で殺害された夫の亡骸でした。サラは夫の残した荒れた農場「ファラウェイ・ダウンズ」を立て直すため、1500頭もの牛を遠く離れたダーウィンの港へ連れて行き、軍と食料用牛肉の契約をすることにします。
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予告編ではストーリーが掴めませんでしたが、まさか牛追いとは思いませんでした。広大なオーストラリアで牛1500頭をわずか7人で町に運ぶとは想像を超えた仕事です。しかも「ブライアン・ブラウン」演じる「キング・カーニー」の命令で「デヴィッド・ウェンハム」演じる「ニール・フレッチャー」が邪魔をするので余計大変です。
デヴィッド・ウェンハムは「ロード・オブ・ザ・リング」で「ファラミア」役でしたが、真逆な役です。
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「ジャック・トンプソン」演じるアルコール中毒の会計士「キプリング・フリン」がいい味出してました。フリンのハーモニカはナラの手に渡り再開を彩ります。

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「ブランドン・ウォルターズ」演じるアボリジニと白人のハーフ「ナラ」で、サラとフリンに教えてもらった「虹の彼方に」の曲がお気に入りです。
ブランドン・ウォルターズはオーディションで選ばれたそうですが、確かな演技力と端正な顔立ち、強い眼差しは今後の俳優としての活躍も期待してしまいます。
当時のオーストラリアでは、アボリジニの子供を親元から引き離して、白人家庭や寄宿舎で養育するという政策が平然と行われ、結果的に彼らからアボリジニとしてのアイデンティティを喪失させ、今では彼らは「盗まれた世代」と言われるそうです。さすがにオーストラリア出身の監督だけにこだわりを感じる背景です。
日本人の私には理解しがたい事ですが、実際に1970年代まで行われていた事実に驚愕しました。
そんな訳でナラは警官に見つかると、強制的に白人家庭や寄宿舎に連れて行かれるので、警官を恐れています。
ナラの祖父で「デヴィッド・ガルピリル」演じる「キング・ジョージ」はアボリジニ呪術師ですが、いや存在感が凄いです。アボリジニは呪術師を「ガラパ」というそうで、ナラはキング・ジョージに教えられて、1人前のガラパになることを夢見ています。

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サラとドローヴァー、ナラの幸せな時間も日本軍によるダーウィン攻撃、ナラの自立心が物語を激動させていきます。

オーストラリアは身近に感じていますが、歴史を知らないなとつくずく思いました。第二次世界大戦世界で日本がオーストラリアを攻撃していたことは知りませんでしたし、アボリジニの苦難の歴史もこれほど酷い物だったとは。
過去にオーストラリアで暮らしたことがある知人に聞いた話ですが、アパートを借りる時にイエローに貸す物件は無いと言われたり、お店で嫌な顔をされる事があったそうです。
人種差別と人種、文化の尊厳についても考えさせる映画でした。

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